プラント・インフラ事業部
排水処理装置関連
減容化システムのご案内
お客さまの“捨てるコスト削減”
主な用途
- 化学工場
- 食肉加工工場
- 食品工場
- 下水処理施設
- し尿処理施設
産業排水処理の歴史
1980年から回転円板式排水処理システムの販売開始
回転円板式排水処理とは、円板部材に定着させた微生物膜を利用して排水を浄化させる処理方法です。
この方法は、汚水中での濁質物質の分解と空気中からの酸素吸収の交互作用で汚泥量を減少(減量)させることができます。
化学工場、食品工場、産廃処理施設を中心に、1200基の納入実績がございます。
汚泥脱水処理の歴史
1970年から汚泥脱水機販売開始
弊社では数多くの製品ラインナップから、処理能力とメンテナンス性を考慮して、低コスト・低含水率を可能とする脱水機をご提案しています。
脱水を施さない場合、含水率85%で発生した汚泥重量は670kgですが、脱水を施し含水率75%時の汚泥重量は400kgになります。
つまり、10%の脱水処理で汚泥重量は40%も削減されています。汚泥から水分を絞り出して体積を減少(減容)できるのです。
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1枚ろ布型脱水機
(容易なメンテナンス性) -
ベルトプレス型脱水機
(高濃度汚泥対応) -
スクリュープレス型脱水機
(大容量・低含水率対応)
① 自動車塗装ラインにおける塗料カスの減容化事例
塗装ラインにおけるトータルコスト削減に寄与
設備の全自動処理化により、作業効率の大幅にUPしました。
また、塗料カスの減容化により産廃処分費の削減にも繋がりました。
② 機械工場における含油廃液の減容化事例
油脂類の濃縮分離により “捨てるコスト” を60%削減
減容化前の場外搬出費は100万円/月でしたが、減容化後は10%のみが場外搬出費となり、減容化コストをプラスしても40万円/月になりました。
③ 食品工場における油脂分解菌活用による減容化事例
排水処理のノウハウとバイオ技術のコラボレーションで排出汚泥量の削減に貢献
従来は“分離”処理していた油脂を、特許微生物で“分解”処理(特許5630855号)することで減容化しました。
さらに、DNA解析を活用した処理診断技術で維持管理をサポートしています。